折れた針先が見つからない、、、【前半】
どうも、またこです。
いつも通りSAIで刺しゅうをしていると、「ガガガッッッ!!!」とイヤ~な音が。
あぁぁぁぁぁ、やっちまった、、、、
オロオロしていると、先輩
「良かったね!SAIの内部が見れる貴重な機会だし、ブログのネタにもなるね!!!!」
という神アドバイスにより、即立ち直り今に至ります。(謝辞)
今回のブログは
ちょっとした気の緩み?ねじの緩み?からはじまり、
とんでもないところに針が入ってしまい、どうにもこうにも取れない
そんなお話です。
では、さっそく状況をみてみましょう。
画面には、エラー316が表示され、マシンが停止しました。
通常ですと、電源の再起動で直るのですが、再起動しても動かない。
異音があったので針を確認すると、針折れが。
針先は、どこに。
生地、枠、床など探しますが、なーーーーーーーい!!!
針先の紛失はキケンなため、必ず見つけなくてはいけません。
どこどこ。。。
他に不具合がないか調べると、天秤が変な位置で停止しています。
本来は写真左側のように、一番上で停止するものですが、主軸が定位置ではない所で停止してしまいました。
グレーのカバーを外して調べてみましょう。
正面の下からのぞいてみると、ツメがあるので、そちらを押すと、グレーのカバーが外れるしくみです。
ヘッドから外し確認しますが、針先はもちろん無く。。。
変な位置にある天秤も、指でつまんで戻そうとしますが、上にも下にも動きません。。
次に、釜を確認したところ、回転しない、、、
針板を外して確認だ、、、(結構おおごとになってきた、、、、、ヒヤヒヤ)
針板を外すと、中はこんな感じ(おっと、ほこり沢山、御見苦しいところを、、、)
動メスと、固定メス、こんな感じにセットされているのですね。
本来であれば、これらのメスが指で動かせるらしいのですが、ここも動かない、、、
針先が挟まってるのかなーと、掃除しながらあちこち探しますが、どうやらなさそう。
ぐぬぬ、、、釜まで外さねばならぬのか、、、、
正面から見た状態。
んー針先はなさそうです、、、
さて、釜を外すために、シャフトを外し、
グレーのカバーを外し、、、
ねじ穴がこんなところにもあるんですね~
カパっと。
カバーの中には糸くずが溜まっているので、お掃除も兼ねて。
ふぅ~~~
思ったより難航してしまいましたので、
一旦休憩を。
後半、探していた針先が、どこに挟まったかが明らかになる!!!
後半へつづく。。。
またこでした。
おまけ。
今回、SAIの修理をお手伝いしてくれた、とっても頼もしい先輩です。
ゴム手袋してお母さんみたいですね。いや冗談です。。。
お忙しいところ、ありがとうございます。
どら娘が機械ぶっこわしてすみません。。。
サコッシュにチューリップ刺しゅうしてみる
最近雨ばっかりですね;;
毎日空がどんよりして、なんだか気持ちもどんよりしちゃう~!
涼しいのはとてもありがたいですが、そろそろ日光をひと浴びしたいところです。
弊社タジマ工業は、刺しゅうミシンのメーカーです。
会社には工業用刺しゅうミシンを始め、一般家庭用に作られたコンパクト刺しゅうミシン「彩-SAI-」が置いてあります。
彩に関しては、社員が私的使用OK!ですので、たまに私も終業後に使ったりしています。
この前、友人の誕生日だったので、彩を使って刺しゅう入りサコッシュをプレゼントすることにしました◎
このことを伝えたら、友人大喜び。
どんなデザインがいいのか聞いてみたところ、
「こんな感じで描いてみたから、あとはまかせた!(ウインク)」
とノリノリで早速手描きの絵をもらいました。
↑もらった絵。かわいい。最近、チャイナ系の服やイラストが20~30代の一部の間で流行っています~◎
この絵をこれまた流行りのサコッシュに刺しゅうしてほしいとお願いされたのでした。
というわけでデザインデータ作成スタートです。
赤ちゃん刺しゅうを作ったときと同様に、下絵を「TAJIMA Writer Plus(刺しゅうデータ作成ソフト)」を使い、なぞったりなんやかんやしたりして作っていきます。
ソフトをさわることに少し慣れ始めたからか、前回よりサクサク進めることができました。
お昼休みにコツコツ作っていましたが、1時間もかからずにデータ完成☆イェイ☆
実際に彩-SAI-を使って縫っていきます。
まず適当な布に縫ってみました。
実際に縫うと、データ上では大丈夫そうでも、布のたわみやひきつれでナルトの線同士がくっついてよくわからなくなってる部分があったり、他にも色々変なところがあったので、データ作成の先輩に教授してもらいながら修正しました。
完成品はこちら。
機械刺しゅうなのに手作り感があって、
我ながら最高ですハハハ~!(友人の元絵が良いだけ)
早速友人宅へ。
友人も犬も喜んでくれました~。
お誕生日プレゼント×刺しゅうは最強の組み合わせですね!
以上、なっちゃんでした
人は誰でも楽をしたがる傾向にある 刺しゅうデータを作るということ Vol.1
今年もやってきましたこの季節が!
一昨年は雷雨で後半が短縮され、昨年は記録的豪雨で中止となった、あの伝説のフェスが...!
なんと!なななななんと!!2週連続4Days!!!
で、先週張り切って参戦してきた訳ですが…
3バンド連続ヘドバン、お尻を膝蹴りされ、後方からの体当たりで鞭打ちとなり、
それでも推しではないバンドボーカルの手を握り、脚を支え、目が合った(ような気がした)瞬間
恋に落ちた 7月某日
老体に鞭を打って参加した意味があった←
って事で、今回は刺しゅうしてみる?.comメンバー内で最も刺しゅうデータを作らない(作れない)陳アナゴチンが、何とかして楽に刺しゅうデータができないかチャレンジしてみた Vol.1をお送り致します。
またこが前回、前々回と簡単にイラストを作成して刺しゅうするブログを挙げていますが、
もう少しイラストが描けちゃう人が刺しゅうデータを作成できるか検証したいと思います。
※陳アナゴチンがイラストを描けるかどうかはまた別のお話(画伯認定頂いております)
業務上イラストレーターをよく使用しているのですが、このaiデータ(ベクトルデータ)は刺しゅうデータへ簡単に変換できるのです。
今回はこちらのイラストを使用しました。
もちろんアナゴが描いたものではございません(キッパリ)
※元画像:Adobe Stock より
まずイラストを作成するにあたり注意事項がございます。
イラストレーターなどでイラストを描くとき、レイヤーを重ねますが、刺しゅうデータには向きません。
こちらにあるように極力重なりなく作成していきます。
そしてこのイラストをver.8で保存したら...
刺しゅう作成ソフト→アートワークの読み込みで開きます。
配置した画像を全選択して、セグメントに変換すると...
はい 完成です。
では早速縫ってみました。
少しおかしなところがチラ見えしていますが、無修正としてはまぁまぁではないでしょうか。
ベクトルデータからある程度の刺しゅうが出来上がる事がわかりました。
次はそのチラ見えしているおかしなところを修正していきたいと思います!
さぁ今週末は伝説のフェス後半戦!
また新しい恋に落ちたらどうしよーーーーーー
陳アナゴチンでしたっ(要らぬ心配)
オートデジタイジングを楽しんでみようー!~AutoDraw~
梅雨突入ですね、、、
近所のスーパーでは、外気温との差にガラスが曇ってしまうくらいの湿気!!
おかげさまで、髪型ボーーーーーーーン!!な、またこです。
エアコンを上手に活用して、快適な梅雨ライフを送りたいですね。
さて、先月、イラストやパンチングを修行中の人でも、気軽に刺しゅうデータが作れる方法を記事にしたところ、スタッフから面白いサイトを教えてもらったので、ご紹介したいと思います。
過去記事はこちら↓↓
パソコンやスマホで描いた手描きのイラストを、AI が自動で判別して、プロが描いたイラストに変換できるという、画伯にはとってもありがたいツールです。
しかも、Google公式、無料のサービスです。
では、さっそくやってみよー!
そう画伯とはわたしのこと、、、
でもAIがなんとか「トリ」だと判別してくれました!!
上記の ように沢山の候補がでます(ありがたや~~!)
つづきまして、、、
シンプルなお家
スタンダードなものや
こんなステキなイラストにも変換する事ができます。
なんて賢いのっ♡
さっそく刺しゅうデータをつくります。
ライタープラスを起動して、オートデジタイジングで刺しゅうデータを作るのに、たったの5分くらいでしょうか。
操作に慣れていなくても、15分もあれば出来てしまう気がします。
かーーらーーのーーーー
ハイ、刺しゅうできましたー。
電源入れて、枠はめて、針数も多くないため、完成までに10分とかかりませんでした。
線1本からイラストが浮かび上がってくるのも楽しいですし、何描こうかなぁなんて、適当にラクガキしながら、気に入ったイラストを探すもの良いですね。
気になった方、使ってみては。
さっきの手描きのトリも、
刺しゅうにしたらきっと可愛いくなるなぁ、、、
立体刺繍風に挑戦 ~のらしver~Vol.2
「TL」、「RT」、「DM」、「ww」、「リプ」、「個チャ」etc
SNSであふれる言葉たち・・・
本当は良くわからないのに、わかっているフリをして過ごしているのらしごとですww
さて、前回試行錯誤しながらもなんとか仕上げた刺しゅうピアスですが、
まだまだ改良したい点があったので、今回やってみました!
①裏の白フェルト丸見え問題
接着剤で張り付けたフェルトが幅を利かせております。
【解決策】
*ブロッコリー:裏に緑のフェルトを貼ってみた
*エビお寿司:反転させたエビお寿司を貼ってみた
前回よりもいい感じ!
②側面にも刺繍を施したい問題
やっぱりこっちも気になります。
【解決策】
*刺しゅうデータをちょこっと触ってみた
どうでしょうか?
横からみてもエビの柄とブロッコリーの緑が見えるようになりました!
そして、完成したイヤリングがこちら!!!
上からもどうぞ
完成ーーーーー!!ということにしますっ!
さて、前回の『立体刺繍風に挑戦』の後、弊社スタッフからアドバイスをもらいました。
その名も、『刺しゅうしてる最中にフェルトを置いちゃう作戦!』
どうするのかと言うと・・・
【準備】
①彩(SAI)で縫う際、縫い色順を決める場面があるのですが、機械を一度止めたい糸(針/色)の後に、画面赤丸をぽちっとします。
今回は2色目の後にストップさせたいので、このようにします。
②すると、画面赤丸の様に印が入ります。
これで、準備はOK!
(何この便利な機能!!)
【縫い作業】
①縫います。
2色目でストップをかけているので、自動で一旦止まります。
②茶フェルトを置いて、動かないように軽くとめておきます。
③フェルトを置いたらまたポチっとスタートさせます。
④縫い終わりました
【仕上げ】
①こんな感じに縫いあがりました。
②ヒートカットします。
まずは、茶色のフェルト(甲羅部分)のみカットします。
その後、初めに縫った(本体部分)ものもヒートカットします。
③完成
不器用は見逃してぇーーーー(/(エ)\)下さいませ・・・
(手が滑って甲羅部分に傷が・・・)
と、エビお寿司もこの方法で作ってみました。
再度申し上げますが、不器用は大目に見て下さいませ・・・
この方法で作るとより一体感が増します。
*カタツムリは、ワッペンを作る方法としても使えますねぇ
*エビお寿司のエビ部分は2回同じように縫ったのでより厚みが増します。
今回は、あくまでも『風』にチャレンジしてみましたが、いつか本当の立体刺繍(3D刺しゅう)にもチャンレンジしてみたいと思います!
刺しゅうのパターンにふれてみる
入社して1年が過ぎ、刺しゅうについてわかってきたような?なっちゃんです。
弊社タジマ工業は刺しゅうミシンの会社です!
そのため、会社で刺しゅうをする機会はよくあります。
入社したてのころ、セミプロ向け刺しゅうミシン彩-SAI-に付属のTAJIMA Writer PLUS(刺しゅうデータ作成ソフトウェア)を使って刺しゅうをしてみて、機械刺しゅうって良い!と最初に思った事が1つあるので今回はそれを紹介したいと思います。
それは 刺しゅうのパターン です。
手刺しゅうだと、大きな部分を埋めるように縫いたいとき、サテンステッチが定番なのかな、と思うのですが、機械刺しゅうだと色々な柄で縫うことができるんです◎
刺しゅうミシン業界ではタタミのパターンと呼ばれています。(タタミみたいに覆うように縫うため)
実は、お店で売られているワッペン、ポーチや帽子、ブランドのロゴなどの刺しゅうにはこのような様々なパターンが使われています。
今日はそんなタタミのパターンを紹介したいと思います◎
絵の得意なマーケティング部の子が作った令和刺しゅう!めっちゃキュート!
クマさんは"Smooth"というパターンで縫っています。
肌を表現したいときはわりとSmoothを使う事が多いみたいです。
次は、先輩Kさんが最近サンプルで作ったアルパカ。かわいすぎる・・・。
白いタタミの部分はこちらも同じ「Smooth」。
ただ、クマさんよりも縫いの角度が斜めになっています。
角度を変えるだけで毛並み感を出せたりもします◎
データ作成時に糸同士の密度を減らして縫ったところ、もこもこ感が出て可愛くなった
そうです◎
(左から Smooth, Pattern1, Pattern7)
服の部分の刺しゅうパターンを変えるだけで無地になったり、模様をつけることもできますよ~!
ちなみにパターンの種類は、タジマライタープラスに43種類入っています。
もう選びたい放題です。笑
刺しゅうミシン持ってないけど、体験してみたい!という方は、
デジタルステッチハウスへ行ってみてくださいね☆
手描きの絵や文字をトートに刺しゅう体験ができるワークショップを行っています。
お店は名古屋・栄にあるので、お近くの方は是非お越しください~◎
全国的に梅雨に入りましたね;;
通勤通学大変ですけど、がんばりましょう~◎
以上なっちゃんでした~!
グリーティングカードで辿るタジマの歴史 vol.4
東海地方も梅雨入りしましたね。
皆さんは雨、好きですか?
いよいよ最後となります、グリーティングカードの紹介をします。
ここからは社内でも記憶に新しいカードとなります。
作成時のこだわりや苦労もつい昨日のように思い出され…あああああああ悪夢がぁぁぁぁぁぁぁ
そんなグリーティングカード、これまでの記事はこちら↓
グリーティングカードで辿るタジマの歴史 vol.1
グリーティングカードで辿るタジマの歴史 vol.2
グリーティングカードで辿るタジマの歴史 vol.3
それではいってみよっ!
【富士山】
原点回帰とでも言いましょうか…これまでにも様々な手法を用いて表現されてきた富士山ですが、
シンプルに平刺しゅうのステッチで山肌を詳細に表現しました。
梅の木はアップリケを使用し、刺しゅうで木の模様を表現しています。
【鶴】
こちらは社内でも人気のデザインです。
太い糸や撚りのない糸をきれいに刺しゅうできる「FSモード」を使用した刺しゅう。
300デニールの撚りのない糸を使って、鶴をふんわり柔らかく刺しゅうしています。
【和歌】
40デニールの細糸を使って塔や松の葉、和歌を細かく刺しゅうしました。松の木や背景の山などは75デニールの糸を使用しています。
ちなみに和歌はスタッフの母(お習字の師範です)が描いてくださったものを刺しゅうしております。
【KABUKI】
一目瞭然、歌舞伎の隈取を刺しゅうしました。
マルチコード装置を使用してコードを縫いとめ歌舞伎役者の顔を刺しゅうしています。
この年は、刺しゅうの説明も刺しゅうで作っています。40デニールの細糸でのレタリング、きれいに表現されています。
ちなみに、Twitterで行っているキャンペーンのプレゼントも隈取ですw(2019年6月7日現在)
こちらも宜しくお願い致しますmm
✨🎊 #50社からのボーナスCP 🎉✨#刺しゅうから夏ボーナス だよ🎁
— 刺しゅうしてみる?.com (@EmbroideryPlay) 2019年6月5日
15種類の隈取が刺繍されたKABUKIトートバック(A4)👜はオリジナル感満載❣️
応募方法👇
1⃣ラブラボ@rublab_tokyo、@EmbroideryPlayをフォロー
2⃣このツイートをRT
みんな応募してねー🤗#歌舞伎 #プレゼント #懸賞 #キャンペーン https://t.co/LodjwOY1vf
【鶴と亀】
前回に続き、マルチコード装置を使用したコード刺しゅうです。
鶴は千年 亀は万年
縁起物の刺しゅうはどこでも喜ばれますね!
さて4回に渡りお送りしたグリーティングカードで辿るタジマの歴史、いかがでしたでしょうか。
今年もまた新しくグリーティングカードを作る予定なので、その時が来たら、時が来たら…またご紹介しますねー!
今週は日常生活にまつわる電化製品がなぜだかすぐに不具合を起してしまう陳アナゴチンでした!
掃除機は3年、冷蔵庫は5年、スマホに至っては半年という早さで修理もしくは買換えとなります…誰か原因を教えて~