人は誰でも楽をしたがる傾向にある 刺しゅうデータを作るということ Vol.2
前回の記事更新から早二か月...季節は夏から秋に代わり、風が少し冷たくなってきました。
そして、2019年も残すところあと10週...早い、早すぎる...
今年の予定、今年のうちに。
さて、みなさんもうお忘れかもしれませんが、いかに「楽をしてデータを作るか」に情熱をかける陳アナゴチンの、手抜き刺しゅうデータ作成続編です。
前回はとりあえずイラストを読み込んで、サクッと刺しゅうデータを作成しました。
試縫いの結果、少し隙間ができたりしていたので、今回はそれを修正していきます。
スプリングボックの耳や角の周り、顔の模様など隣接するパーツの間に白い隙間がちらほら見えます。
この隙間をなくすために、縮み補正をかけます。
全体を選択→プロパティー(セグメント設定)→+補正[割合 値:110.0%]
各セグメントが110%拡大されました。
この微妙な違いがわかるだろうか...
では縫ってみましょう~
お、ちょっといい感じに隙間が埋まった気がしませんか???
いや、でもまだ気になります。
もう一度縮み補正をかけてみます。
今度はより隙間が気になるセグメントを選択して、+補正[割合 値:135.0%]にします。
はい、縫ってみましょう~
わぁお!なんてことでしょう~隙間がほぼなくなりました!
これで完成としますwww
どうでしたか?ベクトルデータのイラストを使用した刺しゅうデータ作成。
思っていたより簡単にできました。
さぁみんなも、オリジナルのイラストを描いて、刺しゅうにしてみよう~
補足:補正機能について、陳アナゴチンが盛大に勘違いしていたこと
110%の縮み補正を入れたデータを保存して、再度開いても、データは100%にはならないこと。
何を言っているのかよくわからないと思いますが、イラストレーターは100%のデータを110%に拡大して保存すると、それは100%のデータになります。(元に戻るのではなく、110%に拡大したデータが100%になるということ)
しかしDGの縮み補正は、110%の補正を入れて保存し、再度データを開き、プロパティーを見てみるとダイアログボックスの数値は110%になっています。
画面に表示されるデータは110%の補正有りデータですが、元データ情報はそのまま継続されるのです。
110%にもう10%追加する場合は120%と指定することになります。
イラストレーターなどのソフトをお使いの方はお気を付けを。
年末に向けてそろそろ不用品の整理などをしようかと思って、クローゼットを開けてはみたものの
物がありすぎてどこから手を付けていいのかわからず、そっ閉じした陳アナゴチンでした!
お掃除は計画的に。