不朽の名作とは
3月入って急に暖かくなり、春が駆け足でやってきたようです。
そして春の暖かさと共にアイツもやってきた...雄しべの先端にある葯(やく)の中にできる粉状の生殖細胞(googleより)
THE 花粉
そう、植物が種の保存かけて命を撒く
THE 花粉
彼らが生き残るためには仕方がないことだとは分っているつもりなのですが...いや、ちょっと待て、そんなにばら撒く必要ある???
貴重な固体など後世に残したい生物や産物、芸術、技術などたくさんあります。
ってことで、後世に残したい不朽の名作を刺しゅうにした刺しゅう額を紹介します!
弊社のショールームや応接室、会議室には刺しゅうで作られた額、いわゆる刺しゅう額が飾られております。
原作は江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎の「富嶽三十六景」
これらの刺しゅう額は、生地にプリントしたりアップリケを使用しています。
刺しゅうは平刺しゅうだけでなく、サガラ刺しゅうで葉が生い茂っている様子を表現しています。
「神奈川沖浪裏」の波しぶきは2サイズのスパンコール(5mm、3mm)で表現され、光が当たるとキラキラしてきれいです。
「尾州不二見原」は樽と人の部分はアップリケを使用して表現しています。人の表情や身体の影など刺しゅうです。
「御厩川岸より両国橋夕陽見」の船から夕陽を眺める人の表情や着物の模様も細かく表現されています。
「隅田川関屋の里」は、馬を2種の異なる生地をアップリケにして使用しています。同じ馬でも違った雰囲気になりますね。
そして富嶽三十六景と言えば...
富 士 山
そう、
Mt. Fuji
富士山も少しづつ違った模様になっております。
刺しゅうになると浮世絵とはまた違った雰囲気がでますね。
刺しゅうする生地や糸、手法によってもまた違った作品になります。
平刺しゅうだけでなく、スパンコールやコードなどを使っても面白いかも。
刺しゅう額の一部は弊社ウェブサイトでご覧いただけます~
今回は、絵画の知識が皆無な陳アナゴチンが陳腐な表現で絵画を紹介するという企画物でお送りしました。
ではまた。