異素材×刺しゅう ~木のシート~ No.2
今、桜満開の地域は
どーーこでーーすかーーーー!!!
長野の高遠?(めっちゃ行きたい、、、)
福島の河川敷?(福島はのらしが得意)
青森の弘前城はまだ早いか??(桜で有名なお城と言えば、ですね)
名古屋はすっかり散ってしまいましたが、今まさに満開、これから咲くよ♪
て地域もまだまだあると思います!!!
よかった、東北、北海道には間に合いそう(汗
「木のシートを使って、刺しゅう入りの名刺入れ作ります」宣言をしてから、
早1か月。
前回のブログはこちら↓
木のシートに刺しゅうは出来るねって事で終わっていましたね。
そういえば、枠の紹介をしていなかった。
木のシートは枠にはめる事ができないので、マグネット枠を使用しました。
強力なマグネットなので、シートがズレません。
今回は80x140を使用しましたが、他にもサイズ色々、取り揃えてございます。
詳しくは過去ブログから↓
さて、いよいよ名刺入れとなる刺しゅうです。
どん!
2倍の大きさにしてみましたよ。
参考にした、SAIデザインサイトはこちら↓
https://sai-embdesign.stores.jp/
刺しゅうする面が大きいからか、とっても安定した縫い上がりに!!!
針数を下げるため、密度は少し透いた感じで。
速度は、RPM500で慎重に。
針は、普段は11番を使用していますが、9番を使用しました。
針穴が目立たなくなるかなーと思ったのですが、気持ち程度、、、?
いや、実物はスムーズになっていると思います!
針穴が小さいので糸切れの心配もありましたが、トラブルもなく仕上がりました。
刺しゅうが完成したので、いよいよ加工です!
名刺より少し大きなサイズで、ポケットだけのシンプルなものにしようかと。
縁はステッチかなぁ、バイアステープか革で補強しようかなぁ。
刺しゅうがひっかかるといけないので、簡単ではありますが、裏に透明なテープを張りました。
採寸してカットしていきます。
カットして、半分に折って、ステッチして、、、めちゃ簡単じゃん!!!!
と思ったら、、、
考えが浅はかでして、折れ目がキレイにならなかった。。。
折れ目を入れるべきだったか。
うぐぐ、、、
という事で、計画変更!!
代案を準備するまでに随分と時間がかかってしまったけど、、、
アルミの名刺入れにシートを貼り付けて、完成!!!!
やったーーーーーーーーー!
(ただ、切って貼り付けただけなのですが、完成した開放感からww)
早速使うぞ〜♪
葉っぱがちょこっとはみ出ていますが、ご愛嬌!
以上、行きあたりバッタリなまたこがお送りする、
「異素材に刺しゅうして、名刺入れつくっちゃおう!!」
でした!!
ブログ作成は、計画的に、、、
手描きのイラストを刺しゅうしてみる~パート3 また試縫い編~
こんにちは~!
新入社員なっちゃんです。
本日は”手描きのイラストを刺しゅうしてみる”シリーズ
パート3 また試縫い編です。
前回のブログでご案内していた投稿予定日より大幅に遅くなってしまい申し訳ありません。
今回も試縫い編です!それではいってみよう◎
↓パート1&2の記事はこちらからどうぞ↓
手書きのイラストを刺しゅうしてみる~パート1 データ作成編~ - 刺しゅうしてみる?.com
手描きのイラストを刺しゅうしてみる~パート2 試縫い編~ - 刺しゅうしてみる?.com
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~パート3 試縫い編~
今回もタジマ工業の刺しゅうミシン彩-SAI-を使用。
また、彩付属刺しゅうソフト(TAJIMA Writer Plus)を使用しました。
今回も引き続き試縫いを行っていきます!
前回ほっぺを直したところ、色々他にも気になってきてしまったんですよね・・・。
ほっぺ同様、丸いはずの目が布のひきつれや、肌の刺繍の流れのせいで埋没してしまってます。
あと、キュートな前髪とお口がなぜか二重に・・・
というわけでもう一度試縫いです。(涙)
こんな風に刺繍データを修正してみました↓
<Before>
<After>
データだけ見ると、逆に顔のパーツ崩壊してない?って思われるかもしれません^^;
スタイは上手く刺繍できており、もう修正する必要はないように感じたので、
とりあえず試縫い用に顔だけ残して刺繍を直します。
目は、ほっぺと同じように斜め楕円形にしました。
また、キュートな前髪はダブルランステッチをやり直し、
口と眉毛はランをやめてサテンボーダーステッチにしてみました。
そして試縫いしてみた結果がこちら・・・!!!
わーい!だいぶ良い感じになりました!
手描きっぽさが減って、ちょっとキャラ感もでてきた!(気がする!)
次回は~パート4 本縫い編~(最終回)です。
お楽しみに☆
以上なっちゃんでした◎
刺しゅうを入れたオリジナル巾着とポーチを作ってみたよ ~ちょこっと手を加えたの巻~
春めいてまいりました。
3月半ば頃からの急激な気圧の変化や寒暖差にやられつつも何とか細々と生活してきました。が、
もう勘弁して下さい・・・
さてさて、先日某100円均一店にて巾着袋とポーチを購入しました!
まずは、こちらのチェック柄の巾着に可愛い刺しゅうを入れてオリジナルの物を作ろう!と眺めていると・・・
だんだんと、将棋盤に見えてきました。
( 将棋は、小学4年生に2手目にて『角』を取られるという腕前です・・・)
こうなったら将棋の駒を刺しゅうするしかない!と思い、
刺しゅうデザインショップ(サイトはこちら→sai-embdesign)にある将棋駒を刺しゅうすることにしました!
位置合わせをして、あとは縫うだけ!
なかなかいい感じに仕上がった!と自画自賛!!
さて、お次はストライプのポーチ
こちらにも手描きの刺しゅうを入れようとさんざん悩んだ挙句、全く描けず・・・
仕方ないので姪っ子に絵を描いてもらいました!
これをちゃちゃっと刺しゅうデータにして、縫ったのがこちら
色違いで両面に刺しゅうしました。
これで完成!とも思ったのですが、何か少し物足らない・・・
そこで、中にポケットを付けてみることにしました!
こちらは、手描きの富士山(のつもり)を刺しゅうしたポケットになる予定のパーツ。
お裁縫の仕上がりは、ごめんなさい・・・
大目(目を細めて)に見て頂けると大変うれしく思います。
これを、ポーチの内側にアイロンでくっつくシールのりを施し、ペタっと付けました!
と、こんな感じでポーチの中にポケットも付けてみました!
こちらもなかなかの出来栄えではないでしょうか?(自画自賛)
市販品でもちょこっと刺しゅうを入れるだけで、かなりオリジナル感が増し、さらに特別感も増し、愛着も増す!
お裁縫苦手なので、市販品に刺しゅうを入れたモノづくりにチャレンジしたのらしごとがお送りしました。
次回は・・・
そんなのらしが、お裁縫をする??の巻です(予定は未定)
グリーティングカードで辿るタジマの歴史 vol.1
新元号が発表されましたね!
令和
弊社では「のらし官房長官」によって発表されました。
のらし官房長官より、新元号の発表です。#新元号発表 #令和#エイプリルフールだよ pic.twitter.com/9gdOw7o1i5
— 刺しゅうしてみる?.com (@EmbroideryPlay) April 1, 2019
新しい元号になり、気持ちも新たに刺しゅうの限界にチャレンジしていく...
そんな気持ちで頑張りたいと思います!←イマダケ
さて、以前【不朽の名作】として刺しゅう額を紹介しました。
富嶽三十六景を刺しゅうする...なんて壮大なスケール感...!
今回はスケールをもう少し小さめに、刺しゅうグリーティングカードを紹介します!
グリーティングカードは、彼是20年近く前から刺繍機を使って作成しています。
毎年違うデザインで様々な手法を取り入れています。。
記念すべき?第1号:【名古屋城】
レーザー刺繍機TLFDII(廃版)を使用して紙を紅葉模様に切り抜きました。
中のイラストは名古屋城です。こちらも弊社スタッフが描いております。
レーザー出力の微調整で紙のふちが焦げない程度でカットしました。
翌年はこちらの2種類:【百人一首】
長い髪が1本づつ刺しゅうされています。
背景と散った桜の花弁は転写プリントを使用しています。着物はアップリケを4枚使用しており、柄は転写プリントで作成しています。
アップリケと刺しゅうを重ねることで厚みを出し、着物の膨らみを表現しております。
【舞妓】
花のかんざし、帯や着物の柄を細かく刺しゅうしております。
帯に刺しゅうされた毬はすべて違うデザインがあしらわれ、帯は立体感を出すためアップリケを使用しております。
お次はこちら:【歌川広重『亀戸梅屋敷』】
浮世絵師 歌川広重の名所江戸百景から「亀戸梅屋敷」です。
木はアップリケを使用しており、細い枝と梅の花を刺しゅうしています。
細い枝のアップリケもキレイに縫い留められてますね~
それからこちら:【鶴】
レーザーカット機TLC-30(廃版)を使用して鶴のアップリケを作成しました。アップリケ上から格子状に縫い留めています。
約20年前は平刺しゅうやアップリケ、レーザーカットが多く使用されていました。
年々手法が変わっていきますが、当時人気のあった刺しゅうや手法がわかります。
次回Vol.2はコード刺しゅう、シークイン全盛期の紹介です!
今朝、給湯室でカワイイ後輩ちゃんと「新元号なんだろうね~」「Rから始まるとかどうだろー」って雑談してたらほんとに「R」から始まる元号が発表されてテンション爆上がりな陳アナゴチンでした。
いい事ありそっ
さぁ新年度の始まりだ、何かを始めてみるのもいいんじゃない? ー御御御汁ー
3月も半ばを迎えております。
新しい年が始まり、さぁ何か始めよう!と心に誓ったのにも関わらずまだ何も始められていない方!!
次のチャンス4月、新年度の始まりです!何かを始めるにはもってこい!!
ということで、習い事が趣味でもあるのらしごとですが、こんなものも習っています。
「筆文字が描けたら」という一つの憧れから、誰でも書けるようになるコツを集め続け、できあがったのが伝筆(つてふで)です。一般社団法人伝筆協会より引用
じゃん!!描いてみましたぁ!
【刺しゅう】他にもっと文字はなかったのか・・・ JPGデータとして読込ました。
せっかく描いたので、これを刺しゅうします。
彩をご購入いただけると自動で頼んでもいないのに勝手に付いてくる付属ソフト
(Tajima Writer Plus)にある自動デジタイジング機能を使用しました。
予め、JPG(画像データ)で保存してある【刺しゅう】の文字を『イメージの選択』で選びます。
選ぶと先ほどの文字が出てきます。
今回は、2色を選びます。
***ちょっとした豆知識***
背景を1色とみなしているので2色となります。
『次へ(N)』を選択
ここでは、細かな選択ができますが
今回は特に変更なしなのでそのまま『次へ(N)』を選択
デザインのレシピスタイルを選択⇒どんなものに刺しゅうをするかの選択をします。Normalを選びます。
画面右側でも細かな選択ができますが、このまま進みます。
***ちょっとした豆知識***
*背景をステッチに変換:にチェックを入れると背景を刺しゅうすることが出来ます
『次へ(N)』を選択
ここまでこれば、あと一息!
セグメントの順序:ここで、刺しゅうする順序を変更することが出来ます。
*セグメントを選び≪上へ移動≫や≪下へ移動≫で順序を変更します。
セグメントのタイプ:複合フィルを選びました。
*セグメントごとに刺しゅうの種類を選ぶことができます。
***ちょっとした豆知識***
セグメントとは、刺しゅうを構成するパーツです。
『次へ(N)』を選択
すると、刺しゅうデータとなった【刺しゅう】の文字が画面上に現れます!
刺しゅう枠にはめるとどんな感じになるのか見てみましょう。
画面左下二重の四角をぽちっとします。
300×200の枠にはめるとこんな感じですが、ちょっと大きすぎるので小さくします。
【 刺しゅう】の文字を選択します。
端っこの緑色の四角をクリック&ドローでお好きなサイズへと変更します。
枠も100×100へと変更しました。
刺しゅう機で縫えるデータへと変換します。
『タジマTBFシングルファイル(TCF)』で保存します。
あとは、刺しゅう機SAIで縫うだけ!!
めちゃくちゃ簡単!!
あっという間に出来上がります!
雰囲気はでてるんじゃなぁーーーい???と思いませんか??
あまりにも簡単だったので、おまけにもう一つ
またこのじいさまがお書きになった書(御年90歳ほど)
御 御 御 汁 (おみおつけ)
いかがでしたでしょうか?
彩を買うと頼んでもいないのに勝手についてくる無料付属ソフト意外にやるじゃん!
という宣伝ぽい感じでやってみましたぁぁぁ!!!
異素材×刺しゅう ~木のシート~
どうも。
またこです。
春でぇむん
ですね。
春だなぁ、でしたっけ。
小学生の時に国語でやったような、春になると思い出すフレーズ。
ゆるい感じが、好きですねぇ。
あぁ、やる気でねぇ。。。。
だって、春でぇむん。
てことにしておきましょう。
さて、以前ブログで、刺しゅうする素材について考えた事がありまして。
刺しゅうは「布にするもの」という概念から飛び出して、もっと自由で面白い発想で、
何が出来る?何に出来る?
違う目線から、刺しゅうを楽しんでもいいんじゃないの~?
という思いがずっとあり、 やっと1歩踏み出したのであります。
成功するかどうかはさておき、とりあえず、「刺しゅうしてみた!!」
では、いってみよー!
今回使用する素材はコチラ
ミシンで縫える木のシートです。
木の種類も全部で5種類あり、それぞれ雰囲気が異なります。
同じ種類を2枚づつ注文したのですが、それぞれ木目が異なり、ひとつとして同じものはありません。
手触りはとてもスベスベ、紙のよう。
シートの裏側になにやら特殊な加工がしてあり、 そのお蔭で割れたりすることが無いようです。
粘着シートでシールの様になっているものもありましたが、刺しゅうするには、粘着部分が針につきそう、という事でそちらは落選。
そして、今回使うのはこちらの柄!
SAIデザインサイトから借用しました。
桜の木目のシートに、桜を刺しゅうしちゃいましょう!
はい!
同じ柄を縫ってみましたが、やっぱりダメなんかぁぁぁぁぁ
中心の黄色い部分が抜け落ちてしまいました。
針数が多くて、キリトリ線みたく穴が開いてしまったのか。
全く出来ない事はないですが、これでは使い物になりませんね。。。
次、はーい!!
おおおおおおーーー(パチパチ)
これはいいんでないかい?
同じ柄で厚めの芯地を使用したら、黄色の真ん中部分もしっかり縫えました。
ちなみに、1枚目の写真は、芯地なしなので、芯地のサポート力を実感しました。
もっと針数を減らしたり、この素材に適した柄が作れないものか???
と思い、桜のアウトラインをなぞり、自分で作ったデータでトライ!!
がびーん。。。
葉っぱの部分ですが、芯地なしだと見事に抜けおちてしまいました。
芯地ありだと、、、
はい、きちんと縫えます。
芯地は必須のようですね。
花びらの部分は、針数を少なくデータを作ってみたのですが、もっと密度を上げてもよさそう。
針は11番を使用しましたが、針あなが目立つので、9、10番など、もっと細い針に交換してみてもいいかもしれません。
成功したら、何作ろうかな♪
名刺入れを持っていないので、縫製して、刺しゅう入りの名刺入れなんてどうでしょう?
また完成したら報告しますね~
不朽の名作とは
3月入って急に暖かくなり、春が駆け足でやってきたようです。
そして春の暖かさと共にアイツもやってきた...雄しべの先端にある葯(やく)の中にできる粉状の生殖細胞(googleより)
THE 花粉
そう、植物が種の保存かけて命を撒く
THE 花粉
彼らが生き残るためには仕方がないことだとは分っているつもりなのですが...いや、ちょっと待て、そんなにばら撒く必要ある???
貴重な固体など後世に残したい生物や産物、芸術、技術などたくさんあります。
ってことで、後世に残したい不朽の名作を刺しゅうにした刺しゅう額を紹介します!
弊社のショールームや応接室、会議室には刺しゅうで作られた額、いわゆる刺しゅう額が飾られております。
原作は江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎の「富嶽三十六景」
これらの刺しゅう額は、生地にプリントしたりアップリケを使用しています。
刺しゅうは平刺しゅうだけでなく、サガラ刺しゅうで葉が生い茂っている様子を表現しています。
「神奈川沖浪裏」の波しぶきは2サイズのスパンコール(5mm、3mm)で表現され、光が当たるとキラキラしてきれいです。
「尾州不二見原」は樽と人の部分はアップリケを使用して表現しています。人の表情や身体の影など刺しゅうです。
「御厩川岸より両国橋夕陽見」の船から夕陽を眺める人の表情や着物の模様も細かく表現されています。
「隅田川関屋の里」は、馬を2種の異なる生地をアップリケにして使用しています。同じ馬でも違った雰囲気になりますね。
そして富嶽三十六景と言えば...
富 士 山
そう、
Mt. Fuji
富士山も少しづつ違った模様になっております。
刺しゅうになると浮世絵とはまた違った雰囲気がでますね。
刺しゅうする生地や糸、手法によってもまた違った作品になります。
平刺しゅうだけでなく、スパンコールやコードなどを使っても面白いかも。
刺しゅう額の一部は弊社ウェブサイトでご覧いただけます~
今回は、絵画の知識が皆無な陳アナゴチンが陳腐な表現で絵画を紹介するという企画物でお送りしました。
ではまた。