フォトステッチをやってみた~今年の目標今年の内に~
つい最近まで暑い暑いと言っていたら、初雪の便りが届く季節となりました。
皆様、年末はもうそこまで迫っています!
今年の目標は達成しましたか?
立てた目標すら忘れてしまった方!今ならまだ間に合う!!(はず??)
もう一度初心に帰り、今年の目標今年のうちに!
共に頑張りましょぅーーーーーーーーーーーーー
さて、彩を購入すると頼んでもいないのに勝手についてくる彩付属ソフト「TAJIMA Writer PLUS(タジマライタープラス)」
無料の割には使えるやつです。
機能に【フォトステッチ】というものがあります。
以前からずぅ~っと気にはなっていたもののなかなか手を出せないでいたのですが、ついのその時がやってきました!
今年の目標今年の内にです!
①写真を選びます
今回選んだのはこれ。
ぼやぁ~っとしたこんな写真でもうまく刺しゅうになるのでしょうか?
②ライタープラスで刺しゅうデータを作成します(自動)
刺しゅうの大きさ、最大の色数、スタイルなどを選択します。
縫いあがりのイメージはこんな感じです
③糸を準備します。
今回使う糸達です。総勢35色!
なんと今回はパールヨット株式会社様の全面協力の元、糸をご準備して頂きましたぁ!
なんて太っ腹&優しい&糸の種類が本当に豊富&MORE
緑系といってもこんなにも種類があるんですね。
素晴らしい!
(最大の色数は60にセットしましたが実際に必要な数は35色となりました)
横一列に並べてみました。
実はこれ縫い順です。
④縫います。
どんなことでも小さな一歩から始まります。
徐々に広がる緑の世界。
ググっと広がる緑の世界。
おやぁ?新たな色が加わりました。
いよいよ完成も間近!
そして、迎える完成の時・・・
はいっ!
針数:103,887針
縫い時間:およそ3時間程度
出来上がりましたぁーーーーーーーーーーーーーーが、ちょっとちょっとですね。
1枚目の写真をご覧下さった方は、なんとなく雰囲気はつかんでいただけるとは思うのですが、これをだけを初めて見ると???ってなりますね。
これを、写真のイメージにより近づけるには??
輪郭をいれてみる?
元の写真をもっと濃淡の濃いものにしてデータ作成時にもっとわかりやすいものにしてみる?
など改良の余地はまだまだありそうです!
今回は、パールヨット株式会社(http://www.pearl-yacht.jp/ ミシンししゅう糸、特殊糸の総合メーカー)様に快くご協力頂きまして誠にありがとうございました!
沢山の糸の種類があってもう本当に素敵すぎますっ!
ちなみにTwitterもあるよっと!https://twitter.com/pearlyacht
さて、~今年の目標今年の内に~なんとか1つ終わりました!
あと一月半!ぼちぼち頑張りましょぅーーーーーーーーーーーー
フォトステッチとは、写真しか刺しゅうデータに変換できないことだと思い込んでいたのらしがお伝えしました。
刺しゅう機で縫製してみた パート2 ~型作り、刺しゅうデータ作成~
どうも、またこです。
このたび、台風19号の被害に遭われた皆様におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。先日、上信越方面に出掛けましたら、高速道路が通行止めだったり、お店が以前より閑散としていたりと、台風の被害を改めて感じました。山や温泉など、良いところが沢山あります。お米やお水も美味しいし。紅葉も大変すばらしく、微力ながら観光で支援出来たらと個人的には思うわけです。
一日も早く復興しますよう、心よりお祈り申し上げます。
さて以前、刺しゅう機でコインケースが作れるよ、とブログを書きました。
実際使用してみると、コインも出しやすく、お札やレシートをねじ込めるスペースが笑。
小さくて使いやすく、お気に入りです。
パート2では、詳しい作り方を紹介していきます。
他にも作り方があるとは思いますが、今回は自分の方法で説明しますね。
もっと簡単な作り方がありましたら是非コメント下さい。(知りたい、、、)
まず、型取りから。
方眼用紙に1辺が10cmの正三角形を書きます。
方眼用紙は、フリー素材でダウンロードしました。
コンパスを持っていなかったので少々手間取りましたが、コンパスを持っている人は使うと便利です。
それぞれの三角形を切取り、少し隙間をあけてテープで止めます。
折り目の部分は余裕をもって。
角は作る必要がないので、丸く切っておきましょう。
これで展開図の完成です。
型が出来たら、3つの刺しゅうデータを作ります。
①ワンポイント柄
②縫製用
③飾り用
です。
データ作成には毎度おなじみ、
彩付属ソフト「ライタープラス」を使用しました。
では、スターーーーーーーート!
①ワンポイント柄データ
自分で作るも良し、彩刺しゅうデザインショップから選ぶも良し。
サイトには完成した柄が1,000柄ほどあるので、ここから選ぶのもいいですね。
https://sai-embdesign.stores.jp/
②縫製用データ
型をスキャンします。
画像の形式は、JPGにしないと読み込めないので、注意しましょう。
自分は、間違えてPDFを取ってしまう事が多いです。。。
縫製用のデータを作成します。
イメージ-読込み から、スキャンしたJPG画像を選択して、画像を表示させます。
こちらのアイコンでパンチング(データ作成)を行います。
パンチングのアイコンが隠れている場合があります。
見当たらない時は、表示させましょう。
編集-設定-「表示ツールバーへパンチングツールを表示」をクリックします。
パンチングツールの下矢印を押すと、5つのアイコンが表示されます。
・マニュアル
・ランニング
・サテンボーダー
・サテン
・複合フィル
今回はランニングを使用します。
2枚合わせた生地を中表にしたいので、ひっくり返す所を開けておきます。
強度を持たせるため2重に刺しゅうしたいので、スタートエンドを同じ位置にします。
あ、縫製の時は、糸はぜひポリエステルを使いましょう。レーヨン糸は伸びにくく強度が弱いため、ポリエステルと比べると、引っ張った時ちぎれやすいです。
刺しゅうはあくまで装飾の役割で、強度はそれほど必要ないので、光沢の美しいレーヨン糸を基本的には使っています。
次に、先ほど作った刺しゅうデータの外側1㎝くらいのところにカット線を作成します。
ランニングで、フリーハンドで構いません。
ざっくり!!!!!
形を変形したい時は、選択ツールの下矢印を押して、変形ツールで形を整えます。
自分が打ったポイントが赤い点で表示されるので、そこに矢印を合わせてクリックします。青色になったポイントは移動可能です。
器用な人はカット線は不要かもしれませんね。
必要に応じて作成してください。
これで、縫製用のデータが完成です。
③飾り縫い用データ
②のデータを「別名で保存」して、そのデータを使います。
内側の縫製ラインを、再度ランニングでなぞり、別のセグメントを作ります。
作ったセグメントを縮小して、内側約1cmくらいになるところに配置します。
ランニングデータを柄に変えます。
画面右側のバーを押すとプロパティや順序を確認する画面が表示されます。
ステッチのスタイル「プログラム」を選択します。
プログラムの中から、飾縫いで使うパターンを選びます。
180種類ものデータがあり、針数やステッチの幅、高さなどが異なります。
柄はまた別の機会にご紹介出来たらいいなーと思っています。
206の柄が可愛いっぽいので、こちらに決定。
仕上がりは刺しゅうしてからのお楽しみです。
あと、とても初歩的ですが、忘れがちなこと。
いつも編集しているデータ(PXF)を保存したら、
機械で縫うデータ(TCF,DSTなど)も保存しましょう。
USBから柄をセットする時、保存した柄がない!!!と思ったら、それはきっとPXFデータです。PXFは機械では読み込めないので、必ず確認しましょう。
沢山工程があったので、おさらいです。
型作り
正三角形を4つ繋げます。
データ作り
①ワンポイントデータ
お好きなものを。
②縫製用データ
縫い線とカットするガイド線を作ります。
③飾縫い用データ
ランニングからプログラムランに変換します。
\ Writer PLUSって意外と使えますね。/
ワンポイントや名入れだけじゃないんですよー
自分で柄を作ったり、ランの種類も豊富にあります。
これだけでもかなり遊べます。
無地の生地に、刺しゅうを入れてオリジナルの高級生地にすることも可能です。
(あぁ楽しいもっと遊びたい、、、モチロン刺しゅうで)
パート3では、いよいよ実際に縫ってみます。
最終回をお楽しみにー!
人は誰でも楽をしたがる傾向にある 刺しゅうデータを作るということ Vol.2
前回の記事更新から早二か月...季節は夏から秋に代わり、風が少し冷たくなってきました。
そして、2019年も残すところあと10週...早い、早すぎる...
今年の予定、今年のうちに。
さて、みなさんもうお忘れかもしれませんが、いかに「楽をしてデータを作るか」に情熱をかける陳アナゴチンの、手抜き刺しゅうデータ作成続編です。
前回はとりあえずイラストを読み込んで、サクッと刺しゅうデータを作成しました。
試縫いの結果、少し隙間ができたりしていたので、今回はそれを修正していきます。
スプリングボックの耳や角の周り、顔の模様など隣接するパーツの間に白い隙間がちらほら見えます。
この隙間をなくすために、縮み補正をかけます。
全体を選択→プロパティー(セグメント設定)→+補正[割合 値:110.0%]
各セグメントが110%拡大されました。
この微妙な違いがわかるだろうか...
では縫ってみましょう~
お、ちょっといい感じに隙間が埋まった気がしませんか???
いや、でもまだ気になります。
もう一度縮み補正をかけてみます。
今度はより隙間が気になるセグメントを選択して、+補正[割合 値:135.0%]にします。
はい、縫ってみましょう~
わぁお!なんてことでしょう~隙間がほぼなくなりました!
これで完成としますwww
どうでしたか?ベクトルデータのイラストを使用した刺しゅうデータ作成。
思っていたより簡単にできました。
さぁみんなも、オリジナルのイラストを描いて、刺しゅうにしてみよう~
補足:補正機能について、陳アナゴチンが盛大に勘違いしていたこと
110%の縮み補正を入れたデータを保存して、再度開いても、データは100%にはならないこと。
何を言っているのかよくわからないと思いますが、イラストレーターは100%のデータを110%に拡大して保存すると、それは100%のデータになります。(元に戻るのではなく、110%に拡大したデータが100%になるということ)
しかしDGの縮み補正は、110%の補正を入れて保存し、再度データを開き、プロパティーを見てみるとダイアログボックスの数値は110%になっています。
画面に表示されるデータは110%の補正有りデータですが、元データ情報はそのまま継続されるのです。
110%にもう10%追加する場合は120%と指定することになります。
イラストレーターなどのソフトをお使いの方はお気を付けを。
年末に向けてそろそろ不用品の整理などをしようかと思って、クローゼットを開けてはみたものの
物がありすぎてどこから手を付けていいのかわからず、そっ閉じした陳アナゴチンでした!
お掃除は計画的に。
アップリケ刺しゅう付きバッグを作ってみたよ。
10月となりました。
今年も残すことろあと3か月、年末はすぐそこまで迫っております!
皆さま心の準備はいかがでしょうか???
確か半年前も同じようなことを言っていたようないないような・・・
さて、気を取り直して!
前回、なっちゃんがアップリケ刺しゅうの作り方を紹介してくれていましたが、それを参考にアップリケ刺しゅうをカバンにしてみました。
前回の記事はこちら
【準備】
まずは、アップリケとなるフェルト生地をカットする型紙を作ります。
今回は、デジタイジングソフト(DG by Pulse)を使用し型紙を作成しました。
*デジタイジングソフトとは、機械刺しゅうをするために必要な刺しゅうのデータを作成するソフト
ソフトで作ったデータをプリントアウト
これをフェルトへ書き写します。
これで、準備完了。
【作製】
あとは、順番に刺しゅう機で縫っていくだけです!
①アップリケの置き場所をマーキングします。
②ストラップ紐(のつもり)をマーキングした上に固定させます。
③軽く縫い止めます。
④カメラ本体のフェルトをマーキングした所へ置きます。
⑤カメラ本体の周りを縫い止めて、その後レンズ部分のフェルトを置く位置をマーキングします。
(ちょっとフェルトがはみ出てしまったのは、、、お見逃しを・・・)
⑥レンズ部分のフェルトをマーキングした位置に置きます。
⑦レンズ部分のフェルトの周りを刺しゅうして、ついでにカメラ周りにも飾りの刺しゅうを入れます。
完成です!!
でも、何かがおかしい、、、
気が付きました、、、ストラップの位置がおかしい、、、カメラのストラップってこんなところには付いていない、、、
なんてこったぁーーーーーーーーー!!!!!!!
もっと端っこじゃん!ストラップ!!
てなわけで、毎回何となくどこか失敗をしてしまうのらしでした。
詳しいデータ作成方法などをお知りになりたい方は、お気軽にコメント下さいね。
刺しゅう機で縫製してみた パート1 ~コインケース~
どうも、またこです。
「刺しゅう機って刺しゅうしか出来ないんですか?」
いえいえ、そんな事は無いのです。
ミシンなので、縫製だってできます!!
て事で、刺しゅう機で縫製してみました~
機械はもちろん、コンパクト刺しゅうミシン彩(SAI)です!
ソフトも毎度おなじみ、彩を購入するとついてくる
ライタープラス!
過去に、なっちゃんもライタープラスで刺しゅうデータを作成しているので、参考に。
(全4編)
コインケースを作ろうと思います♪
コインだけでなく、ちょっとしたお菓子や小物も入れられます。
こちら第1号の試作♩
刺しゅうミシンだと、量産も出来ちゃう!
フタを開けると、刺しゅうのワンポイント。
黒いスイカでタネが赤いなんていう、なんとも珍しいスイカになってしまった、、笑
コインを入れるとこんな感じー
こちらのワンポイントはのらしちゃん作成!!
アメ玉入れてプレゼントするのもいいかも。
縫製、ワンポイント刺しゅう、50種類以上は確実にあるであろう縁取りの刺しゅうも、全て
コンパクト刺しゅうミシン彩( SA I)
を使いました!!
作り方は大まかに4段階。
次回は型取りとデータ作成など、ポイントをご紹介していきますね♩
①型取り
方眼用紙に下書きして切り取ります。
②刺しゅうデータの作成
縫製用、ワンポイント、飾り縫いの3種類データを作ります。
③刺しゅう(置き縫い)
順番としては、ワンポイント、縫製、手作業をはさんでの飾り縫いです。
④手作業で仕上げ
裏処理やスナップ付けなどを行います。
生地を選びます。
ワンポイント刺しゅうの柄を選びます。
縁取りのデザインを選びます。
フタするための紐の色を選びます。
50色もある糸の中から、「これだ!!」と思う糸の色を選びます。
最初は選ぶことが多すぎて何度も失敗しましたが、、笑
一つ一つ、じっくり時間をかけて生地や糸を選ぶ時が一番楽しいかもしれない。
縁取りは、上糸、下糸を違う色にして、両面楽しむ事も可能。
刺しゅうはワンポイント?フタの見える部分にも刺しゅうすれば良かったな。
全面に水玉とかも可愛いな、とか。
想像のままに、もっと作りたいーーー
でも通常業務が進まないなーーーー(汗
と葛藤しながら製作しました。
全部仕上がる頃には、やっと出来たーーーーーー!とホッとしました☆
パート2では作り方をご紹介します。
お楽しみに~!!
簡単!アップリケ刺しゅうをつくろう(パート2)
アップリケ刺しゅう後半戦スタート!
前回はアップリケ刺しゅうのデータを作りました。↓
今回は実際に縫っていきましょう~。
きのこのカサと柄の部分を布にしたかったので、データに合わせて生地を切りました。
(なんだか紅白饅頭みたいな色味です)
枠に張っていた刺しゅう布の上にこれらを重ねて、あとは刺しゅうミシンさん(彩- SAI-) にお任せしてサクっと縫ってもらいます。
というわけで試縫い一回目はこちら↓
うーん、切る布のサイズを少し勘違いしていたせいで、若干足らず隙間が空いてしまいました(泣)
本当はこのサテンボーダーの刺しゅうを上から載せて、布を止める役割をしてほしかったんですけど、うまくいきませんでした、、うう、、(・_・`)
仕方ないので再チャレンジです!
試行錯誤を重ねていって・・・
3回目にしてようやく完成しました~☆
今度は2色の布をサテンボーダーががっちりホールドしてくれています!よかった!
アップリケ刺しゅうに初めて挑戦しましたが、すごく面白かった~!
布の上に他の布をのせてまとめて縫ってしまうという発想が私にはなかったです!
これをマスターすれば、ハンドメイドの幅がかなり広がりますね♪
少し肉厚で、もこっとした布を使って、白くまやウサギの刺しゅうをするのも可愛いだろうな~って思いました◎
刺しゅうミシンユーザーの方、手刺しゅうユーザーの方、アップリケ刺しゅうよかったらやってみてくださいねっ (^o^)
以上 なっちゃんでした~!
ワクワク刺しゅうワク~
残暑お見舞い申し上げます!
長かった夏休みももうすぐ終わりが見えてきましが、宿題は終わっていますか?
学生の皆様、夏休みもあと少しですさっさと終わらせて残り少ない夏休みを楽しみましょう!
さてさて、自宅に眠っている生地の切れ端ってありませんか??(突然・・・)
不器用なわりにあれやこれやするのが好きで、ついつい生地を買い込んでしまいこんな切れ端がどんどんたまっていきます。(のらしごと談)
普段は、白い生地や基本的に柄のない生地に刺しゅうをするのですが、今回はせっかくなのでこれらの生地に刺しゅうをしようと思います。
そして、もう一つのアイテム!刺しゅう枠!ワクワク
今回は、これらを使った刺しゅう額作りに挑戦!
まずは、先ほどの生地に刺しゅうをします。
縫い終わった刺しゅうと刺しゅう枠セット
セットします
じゃん!出来上がり!
あっという間です!
次に取り掛かるのは・・・
通常通り1枚の生地をセットします。
今回は、更にもう1枚違う生地をセットします。
通常通りに刺しゅうをします。
縫いあがりました。
この刺しゅうをまた枠にセットし、完成!
さらに、次はこれです。
以前作ったのらし風立体刺しゅうを使用します。(生地を2枚重ねただけ・・・)
生地をそのまま枠にセットします。
そして、貼ります・・・終了!!
そんなこんなで、あれやこれや作ってみましたぁぁ!
個人的には、金魚の金ちゃんと隈取のクマちゃんがお気に入りです!
キーホルダーにするもよし!壁に飾るもよし!ではないでしょうか?
皆さんならどうしますか?
さて、次回は何しようかなぁーーーーーー
のらし