立体刺繍風に挑戦 ~のらしver~ Vol.1
新緑の季節5月!!1年で一番好きな季節です!が、なんだか暑かったり暑かったり暑かったりで寒かったり・・・皆様ご体調いかがでしょうか?
ご自愛くださいませ。
さて、最近チームメイトのまたこが、木のシートに刺しゅうをしてみたり
なっちゃんが紙に刺しゅうをしてみたり
と様々な事にチャレンジをしているので、私も何かやってみたいと思い立ちこんなことをやってみました!
立体刺繍風 ~のらしver~
あくまで【風】です。≪かぜ≫ではありません≪~のような≫です。
何をしたかと言うと、単純です。
刺しゅうをする際にフェルトを2枚重ねただけです。
そして、通常通りに縫います。
さて、ここまではいつものように簡単です。
あっという間に出来上がりました。
エビとシャリを別々にしたものも作りました。
縫ったものもをヒートカットします。
レーヨンの糸は熱に強くフェルトのみを切ることが出来ます。
ポリエステルの糸は熱に弱く、ヒートカットすると糸は縮れてしまいますので要注意です!
接着剤でシャリとエビをくっ付けます。
さらに裏処理としてフェルトにくっ付けます。
そして、またヒートカットします。
同様にブロッコリーも作ってみました。
自分で作っておいてどこがどこの部品だか???分からなくなり(^^ゞ
そんなこんなで、何とか作り上げたエビのお寿司とブロッコリー
これらをどうするのかと言うと・・・
***ピアス***
にしてみましたぁ!!
(あっイヤリングへの変更も可能です)
刺しゅうと金具も接着剤!
上から見るとこんな感じ
エビお寿司の厚み(立体感)はご確認いただけますでしょうか?
ただ!!!!!
ご覧の通り、裏と横のフェルトの白い部分が大いに見える・・・
裏→反転した刺しゅうを貼り付ける?
もっと可愛らし色のフェルト、もしくは別の何かへ変更?
横→横にまで刺しゅうを施したい!
と言う訳で、まだまだ改良の余地がある刺しゅうピアスとなりました!
のらし立体刺繍風の道はまだまだ道半ば・・・
次回さらなる飛躍を信じ挑戦は続きます(たぶん)
刺しゅうと製本
こんにちは、なっちゃんです。
先日、名古屋市千種区にあるスタジオ・マノマノさん主催のワークショップに行ってきました!
刺しゅう作家のatsumiさんの著書『刺繍博物図』(小学館)の発売を記念し、
5/9から5/19までマノマノさんにて展覧会が開催されておりました。
また、それに伴って
『 刺繍と製本 』- 紙を刺繍し、ノートを綴じるワークショップ -
が開かれていました。
元々、糸綴じにも手刺しゅうにも興味があった私なので
これは行くしかない・・・!と即予約。
すぐに満席となったようですが、無事参加することができました!
講師はatsumiさん&製本家の都筑晶絵さん。
まずは前半、製本家の都筑さんによるノートの綴じ方のレッスンです。
外紙(表紙)と中紙を選んでいきます。
綴じる工程でさまざまな道具を使いました。
以前、糸綴じを自分なりにやったことがあるのですが、全然うまくいかず、出来栄えもいまいちでむずかしい!と思っていたのですが、
製本講義を受ける中で紙の特性について知れたり、何枚も重なった厚い紙に糸を通すコツなどもわかってすごく勉強になりました。
不器用な私でもめちゃめちゃ綺麗に綴じることができたので嬉しい◎
これをきっかけに道具も色々買い揃えてみようと思っています。
最高の体験でした。
都筑先生、ありがとうございます!
冊子が完成したところで、手刺しゅうスタートです。
atsumiさんが予め鉛筆描きしてくださったイラストに沿って縫います。
ちくちく。こんな感じで。
縫っていくうちに、布より紙に刺しゅうする方が難しいことに気づきました。
縫い終わったあとの玉結びが地味にとても難しい!なにせ相手は紙なので・・・。
自分の指が不器用すぎて泣きそうになっていたら、atsumi先生がコツを教えてくれて、自信が蘇りました。ありがとうございます。
そして、もうひとつ紙に刺しゅうする方が難しいと思ったこと。
以前、このブログで木材シートに刺しゅうする大変さについて復旅娘さんが記事にしていました。
(参考記事)⇒異素材×刺しゅう ~木のシート~ No.2 - 刺しゅうしてみる?.com
紙も同じように、縫い穴同士の位置が近いと破けてしまうんですよね。
だからサテンステッチのような縫い穴間が狭い刺しゅうは紙だとかなり超がつくほど難しいです。
でも紙を素材にして縫うと布とはまた違った立体的や映え方をするので好きなんですよね!とatsumiさんがお話してくれました。
実際完成して、眺めてみると本当にその通りだと思いました。
なんだかあたたかみがありますよね~ :)
遠くから見ても糸の形や束感を感じ取る事ができます。
初めてこういったワークショップに参加したのですが、
改めて、糸っていいな~刺しゅうっていいな~と思いました!
atsumiさん、都筑さん、そしてスタジオ・マノマノさん
突然のお願いにもかかわらず、快く撮影を許可していただきましてありがとうございました。
オートデジタイジングを楽しんでみようー!
ちょっとちょっと!!!!!!
ライタープラスでね、またこ的に便利だなーと思う方法を発見したので
お伝えしようと思います!!!!!
自分でイラストがかけなくても
パンチングができなくても
イラストレーター とか 特別なソフトがなくても!!!!
オートデジタイジングとワード(エクセルでもOK)があれば
君は無敵さ☆キラッ
ライタープラスを使っていて、常々思っていた事が、
ハート とか 星 とかのスタンプがあればいいのにって。
てことで、パソコン(Windows)をお持ちの方ならきっと誰もが持っている(ハズ)
ワード(エクセルでもOK)を活用してみたよー!
※Macはライタープラスでは推奨していませんのでご注意を
図形 を JPG で保存して オートデジ します。
以上。
(めちゃ簡単じゃん、、、 )
【ワードの作業】
雲とハートの図形を使うよー
【ライタープラスの作業】
オートデジタイジングで一発変換
【刺しゅう完成】
うん、いいね!!
【ワードの作業】
縁どりがほしいので
図形の塗りつぶしを”なし”にして、枠線を太くしたよー
【ライタープラスの作業】
同じ画面でオートデジタイジングすると 、データが重なります
※雲の中央にある段落矢印も、きっちりデジタイジングされました(笑)
【刺しゅう完成】
幅1.5mmくらいですが、きちんと重なっています。
縁どりって自分で作ると上手に重ならなくて、どうしても太く作ってしまいがちなので、これは便利。
【ワードの作業】
文字はどうなるのかなー
色も追加してみたよー
【ライタープラスの作業】
自動変換すると6色に。
"CLOUD"の文字が2色になっているので1色に変更したり、
刺しゅうの順序を入れ替えたり編集を加えます。
【刺しゅう完成】
最終的には4色で3000針ちょいです。
オートでこれだけできるなら、他にも作ってみたくなりました!!!
アナログかもしれませんが、、、w
ソフト買うと高いですからね。
ワードの使い方は、グーグル先生に聞いてね!
以上、「オートデジタイジングを楽しむ方法」をお伝えしましたー!!!
グリーティングカードで辿るタジマの歴史 vol.3
こんにち令和
「令和」を迎えた瞬間、あなたは何をしていましたか?
そう、私は、宙を舞っていました。まるで年越しにジャニーズカウントダウンを見ながらジャンプするかのように...
さて、前回から引き続き、グリーティングカードの紹介をします。
vol.1、vol.2はこちら↓
【逆さ富士】
キラキラと光る水面に映る富士山
透明シークインを水面に見立て、富士山を昇華転写しました。
富士山は75デニールの糸を使用してより繊細に表現しております。
【福】
フリップオーバーと言われる手法を用いたシークイン刺しゅう。
下から上へシークインをめくると、福の文字が現れました!
ゴールド x ゴールドとゴールド x 赤のシークインを使用して文字を作成しました。
触り心地も最高です!
【打ち出の小槌】
カードを振ると小槌の中のシークインがサラサラと揺れます。
水溶性の糸(ソルブロン)を使用してシークインを縫い止め、その上からアップリケを縫い止めました。
お湯で糸を溶かすとシークインがバラバラになり、アップリケの中で動きます。
使用しているシークインは2mm、3mm、5mmの3種類です。
シークイン刺しゅうは縫い止め方や種類、手法によって表現が大きく変わります。
キラキラ好きにはたまらないシークイン刺しゅう、また改めて紹介したいと思います!
次回は最後となります「グリーティングカードで辿るタジマの歴史 vol.4」をお送りします。
10連休だったGW、猿に熊にうさぎにリスに羊に牛に馬にアルパカにふれあい、もふもふを満喫した陳アナゴチンでした。
あ~もふもふ最高!
刺しゅうを入れたオリジナルがま口を作ってみたよ ~ちょこっとお裁縫もしてみたの巻~
ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?
この記事を書いているのは、まだお休み前のドタバタしている時なので、どんな休日を過ごしているのかとっても楽しみにしているのらしごとです。
そして、「令和」最初の記事となることにちょっとウキウキしています!!
さて、前回は市販されている巾着とポーチに刺しゅうを施してオリジナルの物を作ってみました。
今回は、そこからもう一歩頑張って一から作ってみようと思います!
まずは、生地とがま口のセットを100円均一店にて買ってきました。
手芸ブームなのか?本当に様々な物が100円均一店にて手に入りますね。
がま口セットの中にちゃんと実寸大の型紙も入っているので、それを書き写します。
そして、もちろん今回も刺しゅうを入れます!!
位置を合わせて・・・
刺しゅうします。
いい感じ!
もう一つも同じように刺しゅうします。
こんな感じになります。
さて、ここまでは特に何の問題もなく進んできました。
がしかし、ここから難関のお裁縫ゾーンへと突入です!!
・・・・(T_T)
作り方は書いてあるのに、読んでもちっとも理解できない・・・
何度読んでも理解できない・・・
かなりの後悔(ーー;) なんでがま口を作るなんて言ってしまったんだろうか??
とりあえず、ここまでやって次回へ続くにしようか?
はたまたもうさっさと諦めて、別の物を作ろうか?
など散々悩んだ挙句・・・
ひらめいた!!動画検索!!
流石!ちゃんと丁寧な作り方を説明して下さっているサイトにたどり着きましたぁ!
なるほどぉーーー。分かりやすい。やっぱり動画は良いですね
(我々動画サボってますが・・・)
という訳で、作ります!
生地を切って
縫製ミシンでちょちょいのちょい!
と思いきや・・・
実はこれ、失敗してます・・・
生地の合わせを失敗しました・・・
このまま強引に進めようか??一から作り直そうか??どうしよう???
悩んだ挙句・・・
縫糸を解いて作り直しました。
そして、、、
ようやく完成!!!!!!!!!!!
不恰好は、ご愛嬌!
じゃん!
シンクロ??リンク??お揃い??
よく分からないけれど、こんな感じ!
何とか出来上がりましたぁーーーーーー
何だかとても長い道のり・・・
そして、とてもつなくすごいものを作り上げた気分!!
(実際はそうでもない。)
という訳で、長く険しいお裁縫の道のりをのらしが意地と根性で乗り切ったというお話でした。
ちがーーーーーーーーーーーーーう!!
刺しゅうを入れたオリジナルのがま口が100円均一のアイテムを使ってできたよぉーーーーというお話です!!
そして、大々的に不器用をさらした回となりました・・・
グリーティングカードで辿るタジマの歴史 vol.2
「平成」も残すところあと2日となりました。
...何かやり残したことはないか!
このまま「令和」を迎えていいのか…!
と何故だか謎の焦りを感じますが、とりあえず断捨離しとこかな←
ってことで、「グリーティングカードで辿るタジマの歴史 vol.2」をお送りします。
前記事はこちら ↓
前回紹介しました平刺しゅうとアップリケを多用した年代から特殊刺しゅうを使用したものが増えてきます。
それでは、いってみよー!
【竹と椿】
プリントした竹を、細いコードにコードを巻き付けながら縫い止める巻縫いで縁取りをしています。
竹や笹の模様は平刺しゅうです。
【毬】
そしてこちらはいわゆる”金駒刺しゅう”
毬や花模様を金糸で縁取りました。紐の模様も表現されています。
【満月に鶴】
紺色の生地を丸く切り抜き、そこへ同じサイズの月の生地をはめ込んでいます。
鶴はアップリケを使用し、羽根等を刺しゅうしています。
【花火】
大きさの異なるシークインで花火を表現しました。
交互に並べたり、重ねたりして華やかな雰囲気になっています。
絵柄はシンプルですが、凝った手法が用いられるようになった時期です。
次回は花火から始まり、続々と作られるシークイングリーティングカードを紹介します。
「さぁ、みんな ”令和” への準備は大丈夫か」
「大丈夫だ、問題ない」 ←懐かしい平成の名言(迷言?)
”令和”ではどんな名言(迷言)が生まれるのか、楽しみな陳アナゴチンでした!
手描きのイラストを刺しゅうしてみる~パート4 本縫い編(終)~
こんにちは~!
新入社員なっちゃんです。
本日は”手描きのイラストを刺しゅうしてみる”シリーズ
パート4 本縫い編(終)です。
最終回!
それではいってみよ~!
↓パート1~3の記事はこちらからどうぞ↓
手書きのイラストを刺しゅうしてみる~パート1 データ作成編~ - 刺しゅうしてみる?.com
手描きのイラストを刺しゅうしてみる~パート2 試縫い編~ - 刺しゅうしてみる?.com
手描きのイラストを刺しゅうしてみる~パート3 また試縫い編~ - 刺しゅうしてみる?.com
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~パート4 本縫い編(終)~
今回もタジマ工業の刺しゅうミシン彩-SAI-を使用。
また、彩付属刺しゅうソフト(TAJIMA Writer Plus)を使用しました。
前回は試縫いをしました。
修正を重ね、何度も試縫いをしました。
試縫い用で、今まで無地のフェルトやいらない布を使用していたのですが
今回は本縫いなので既成のトートバッグに縫うことにしました。
これが結構緊張するんですよね!
色間違えて選択しちゃってほっぺが紫になったらどうしようとか・・・!(え)
おっちょこちょいの人(特に私)はわりとやりがちなミス。
本番でそれをしてしまったらもう後の祭りなので、本縫い直前に最後の試縫いをしておくのがおすすめです!
というわけで!本縫いしました!トートバッグ完成!
名前入りにしました!
喜んでくれるといいなあ~!
今回初めて手描きのイラストを刺しゅうしてみて、
縫いの角度であったり、丸く刺しゅうすることの大変さだったりと
色々なことを学びました。
まだまだ刺しゅうについて知らないことのほうが多いので、
刺しゅう初心者の方に寄り添って、素朴な疑問や基礎知識など
ブログでわかりやすくお伝えできるようがんばっていきたいと思います!
計4回の更新となりましたが、読んでいただいてありがとうございました!